子どもたちから「今日もおいしい給食をありがとう」と言われると「明日も頑張ろう」と思えます
社会福祉法⼈明生会 東郷せいぶ保育園勤務
2015年卒 山下 あやめ さん
この仕事の魅⼒・やりがい
この仕事は自分の作った給食で子どもたちの成長が見られることが1番の魅力だと感じています。感謝してほしくて作っているわけではないですが、子どもたちの口から自然と今日もおいしい給食をありがとうと言われると明日も頑張ろう!と思えます。保育園にいる間に様々な食材に出会って苦手だったものがだんだん食べられるようになったことを直接子どもたちの口から聞けた時が本当に嬉しいです。食べ物の大切さ・命の大切さについて、食育を通して一緒に考え、食べ物があるのが当たり前ではないことを実感し、食事の楽しさおいしさを共有し合って毎日過ごしています。自分も子どもたちと一緒に考え、改めて命の大切さ、食事のありがたみを感じながら働いています。
この仕事を選んだきっかけ
もともと大量調理が得意ではなかったのもありますが、子どもが好きだったので子どもに関わる仕事が出来たらいいなぁという想いはありました。もう一つ自分の絶対条件があって、食べてる人の顔が見たい、自分の作った食事で笑顔になってほしいという気持ちがありました。可愛い子どもたちの成長を見守りながら食事を作り、食育活動や子どもに合わせた献立作成、行事食など子ども中心で仕事ができる事に魅力を感じました。アレルギー食にも興味があってアレルギー児の子にも美味しい給食を届けたいと思い保育園の栄養士になりたいと決意しました。
学校で学んだこと・学⽣時代
何回かオープンキャンパスに来ていて、学校の雰囲気も知っていたのですぐに慣れ、楽しくてあっという間に時間が過ぎていきました。100食のフードサービス実習は作る事ももちろん大切ですが洗い物や事務がものすごく大切だと思います。保育園の栄養士だとリーダーシップも大切になって来ると思います。実習が多かったことが今、とても強みになっています。実際この保育園で命の大切さを説明する食育をした時、鯵の三枚おろしを子どもたちの前で披露しました。何度も練習した甲斐があって上手にできました。思い返せば為になることしかない毎日でした。